まず最初にストラップ通しを作ります。
極力シンプルな作りの中で唯一デザインらしいデザインがコレです。
金具を使わずにショルダーストラップをつけるにはどうしたらいいかといろいろ考えて思いついたのですが似たようなデザインはいっぱいありますね。
素人の考えつくようなモノはもう出回っているものです。
ただそんじょそこらにあるような作りでもないので手縫いならではの作りにしたいと思います。
なぜ金具を使いたくないかを語りだすと長くなりそうなので何かの機会にでも。
使うパーツはこちら。
メインとなるパーツと、芯として入れるガラ紡、補強用の当て革です。
すでに菱目を一周打った状態です。
当て革は全体を1ミリ弱まで薄くすいておき、さらに短辺の一方をペラペラにすいておきます。
ガラ紡は端を斜めに切り落としておきます。テープを巻いておかないとどんどんほつれます。
両面テープで仮止めします。
当て革を貼ります。
4ヵ所貼れました。
ちょっと大きすぎましたが小さ過ぎて作り直しになると倍以上の革を消費してしまうので大きすぎるくらいがいいと思います。
はみ出した当て革を裁ち落とします。
接着部を荒らしておきます。
後で磨きづらい部分のコバを磨いておきます。
少しずつ接着剤をつけながら縫い合わせていきます。
縫い終わりです。
コバを磨いてストラップ通しの完成です。
曲げ癖を付けておきます。
(3)に続きます。
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