前ポケットを作ります。
表革と裏用の豚ヌメ革です。当初全体に裏革を貼り合わせる予定でしたが重くなりすぎる、硬くなりすぎるので前ポケットのみに裏革を貼ります。後述しますがこの辺り作り直しています。
斜めすきした表革と裏革を完成形に合わせ曲げながら貼り合わせます。
口元を手縫いし、本裁ち・コバ磨き・ネン入れしておきます。
ドイツホックの凸を取り付け、前銅と貼り合わせます。貼り合わせたら余った部分を裁ち落とし、端を荒らしておきます。
今回のバッグの懸念事項の一つがこのドイツホックの取り付けで、押し込んでも前銅がへこまないようにここだけ豚ヌメを補強として貼り合わせています。
片手で軽く閉められないとドイツホックの良さが活かせないので、張りがあり薄くて軽い豚ヌメ革を使いました。
(8)に続きます。
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