ポシェットを作る(1)

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
さて、ポシェットの製作工程に入ります。まずは革を切り出します。
本体に使うのはこちらのアニリン仕上げの牛ヌメ革。アニリン仕上げとは透明なアニリン染料で染色・コーティングするもので、いわば薄化粧なので革の風合いがよく活かされる仕上げです。厚みは1.7mm前後です。
半裁という形で売っている革を使いました。半裁とは牛一頭の革を背筋にそって半分に切った片側です。写真奥側が頭なのでこの革は左半身の革ということになります。少し使っているのでわかりづらいですが牛のような形に見えると思います。
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裏革用の豚ヌメ革です。薄くても丈夫で張りがあります。こちらはまるまる一頭分。厚さ0.5mmほどです。
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ほぼ全部の型紙です。CADでデータを作り印刷したものを厚紙に貼り付けて作ります。
うっかり取り違えないように注意書きがしてあります。この辺り素人臭さ満開ですね。
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型紙通り切り出したところです。この時点では総裏地付きにする予定だったのですが後に変更になります。
また、実は足りない/多いパーツもいくつかありました。まだまだ慣れが必要ですね。
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(2)に続きます。

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