連載中に突然の余談ですが前から気になっていた「サル革」という名称の語源についてこの機会に調べてみました。
「サル革」
まずサル革ですが、腕時計の革ベルトなどに必ず付いているのでどなたでも見たことはあると思います。
これはどうやら釣り道具の「サルカン」というものに由来するようです。釣り道具のサルカンは糸の撚りを戻すために使うものです。
字面からすると「猿環」なのかと思ってしまいますが、一説によると撚りが「去る」「環」という意味で「サルカン」なのだとか。
あとこれを命名した年が申年だったからとか言う話もあり。
革製のサルカンなので「サル革」。わかったようなわからないような…。
革のフチに入れるネンが「念には念を入れる」の語源とかいうまことにうさんくさい話もありますし、革を薄くする作業に「漉く」という字を当てる謎な慣習も気になります。
引き続き調査します。なんのこっちゃ。
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