ポシェットを作る(9)

後胴とフラップは一つながりのパーツとなります。後述しますがこの部分は元はナチュラルヌメを染色して用意するつもりだったのですが都合により染色済みの革を後から仕入れました。このパーツに内ポケットを取り付けます。
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と、その前にフラップの先端は汚れやすいのでそれを目立たなくするためと、反ったりしないようにするために裏側に当て革を縫い付けます。
フラップの形状に合わせ切り出し、必要なすきを施しておきます。
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先端が湾曲するように貼り付けます。

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続いて内ポケットを取り付けます。
折り曲げて作った内ポケットは革の反発力がありまっすぐに貼り付けるのが非常に難しいので、事前に別々に菱目を打っておいてから縫い合わせる方法にします。
菱目を打ったところです。もう一辺はあとから打ちます。
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こんな風にまち針のように針を刺して菱目がずれないようにしながら縫っていきます。
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縫い上がりました。
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前後しますがポケットを縫い付ける前にマチと縫い合わせる部分以外をぐるっと縫ってあります。
当て革をした部分以外は飾りステッチということになりますね。
ステッチを掛けた部分は1ミリほど裁ち落としてコバ磨きとネン入れをしておきます。
フラップのコバは特に目立つので綺麗に磨いておきたいところです。
もう少しかな…。
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背面はこのようにステッチが出ますので目隠しを兼ねて予定していなかった背面ポケットを作ります。
ポケットは多いほど良いと言われてたので問題ないはずです…。
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口元はコバ磨きとネン入れをしてあります。端をすいてから貼り合わせます。
マチと一緒に縫い合わせるのでこれはここで完了です。
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(10)に続きます。

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