アリゾナトートを作る(11)

完成。
4時間かかると踏んだ工程は3時間で済んだ。
手が早くなったというよりは「鞄を作る」ことにより慣れた感じ。

これより下が曲がらないようにここにベルポーレンを仕込んだのでした。
でも簡単に曲がりそう。もっと固い芯材探さないと。

Dカンを取り付けたのはこのチェーンを留めるためでした。

広げたところ。

こんな顔です。棒オコシカッコエエ。
各パーツの端を丸っこくしたのが少しこだわったところ。半円でもなく四角でもなく。
この丸さのお陰で柔らかい顔の鞄になったと思うのだけどどうでしょう。

持ち手。
本体に縫い付ける部分は20mm幅で、徐々に太くなり真ん中で25mm幅になるようにした。
当初はデザイン的に全部20mm幅にしたかったのだけど使い勝手を考えると25mmくらいあったほうがよく、その折衷案としてこういう形になった。
徐々に太くなる部分も直線ではなくゆる~~~~いカーブにしたので難易度が5倍位跳ね上がったけどいい課題だった。

玉ぶちだいぶ上手くなったけどまだまだ。
型紙はうまく作れたみたい。胴側がコーナーから側面にかけてもっとぐいっとせり出すようにしてもいい感じかもしれないなあ。

内ポケット。ターコイズブルーとイエローの組み合わせいいわぁ。

画像加工するの面白いっすね。

一眼レフ買いまひた。写真も少しずつ勉強しまふ。
アリゾナトート
総手縫い
製作時間(革の切り出しから) 34時間45分
総重量 760g
皮革:表革/アリゾナムスキーオ1.9mm  持ち手芯/イタリアン床革オレンジ1mm 
金具:棒オコシ/真鍮メッキ、真鍮Dカン12mm、真鍮マンテル金具、真鍮マンテルチェーン
芯材:ベルポーレン黒1mm、ボンテックス347 0.4mm
糸:橋印ラミー糸16/3 リアック染料ブロンG0.3%、橋印ラミー糸20/3 リアック染料エローR、ターキスブルー
目打ち:菱目打ち9本目、ヨーロッパ目打ち11本目

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