マルチケース『い』を作る(2)

前回の続き。
正解はこのスーパーハイテクマッシーン・リョービ両頭グラインダー「リョーさん」だ!
スーパーハイテクハンドルーター「ドレメル先生」もあるんだけどパワーが段違いのリョーさんを使う。ドレメル先生はいずれご紹介する。
削りかすがたくさん出るので外での作業となる。

で、あっちゅーまにこうなる。分かりづらいけど気持ちかまぼこ型にしている。

ほいたら完成。
今はまだ艶消しな感じでそれもいいけど使い込んでいくと艶が出てくる。

コバは染色無しながら蜜蝋仕上げで飴色に。

実はこのケース、4年ほど前に作った物のリバイバル。初心者らしい謎の配色。
違う革だけど雰囲気がよく似ている。
どれだけ上手くなったかなーと思ったら大して変わってないという。

型紙の作り方というか考え方が変わったのでそこは成長だと思いたい。
いわゆる通しマチでよくある例が右のケースの底部分。マチが余ってる。これで良しとしているケースもたくさんあるがどちらがいいかは見ての通り。

後ろ姿がちょっと垢抜けたかしら。

皮革:アルコモイスト モカ 2mm
糸:橋印ラミー糸16/4 白
目打ち:9本目
製作時間:6時間

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