ハンドプレス

革製品制作における三種の神器の一つとも(一部で)言われるハンドプレス。
これはそれを足踏み式に改造してあるのでフットプレスということになろうか。
ハンドプレス自体は1万円程度で買えるのだけど足踏み式となると量産していないのでめっぽうお高い。
ところが今回!みなさん驚いて下さい!なんと送料込み1万円!1万円でのご奉仕です!!
てな感じで1万円くらいで買ったのだ。うーん買い物上手。中古だけど。
壊そうと思っても壊れようがないくらいシンプルかつ頑丈なものなので中古でいいのです。

足踏み機構の部分がなかなかやっつけ仕事なところを見るとワンオフで作ったんでしょう。
錆びてキーコキーコ言ってたけど油さしたら静かなもんです。
このハンドプレス何に使うかというと金具を留めるのに使う。カシメ・ハトメ・各種ホックなどなど。
最も簡易的な金具の留め方としては皿とか打ち台とか言われるものを台にして打ち棒でガンガン打って留めるのだがこれがうるさい&難しい。失敗すると金具をダメにしてしまうのはもちろん、外す際に革に傷をつけるなんてことも。
ところが!このハンドプレスを使うと静かに!確実に!失敗もなく!留められるんです!
そんなんみんな買えばよろしいやんと思うかもしれないが罠があるのです。
それがこの駒。前回の投稿でラバーボトルの上に乗ってた小箱の正体。

これがないとハンドプレスは使えない。
一口に金具と言ってもその種類・大きさは無数にあるのはご存知の通り。
その金具一つ一つに対応した駒を買わないといけないのだ!そしてこれが高い!
安いものでも2000円から高いものは特注になるので優に10000円は超える。
以前から使っている#7060ホック用の駒とハンドプレスを買った時に付いてた駒と一緒に。
ここにあるだけでもう一個ハンドプレスが買えてしまうという…あなおそろし。

長くなりそうなのでハンドプレスと駒についてはまた今度詳しく。

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