目打ちカバーを作る

正確には千枚通しカバーだけど。
目打ち・千枚通し・丸錐と、違いがよくわからんですね。
ともかくやたら転がって机の上から落下してとんずらしようとするアホ目打ちを足止めするために、また、
ホームセンターの安物でみすぼらしいのを隠すためにカバーを作る。
使うのはヌメのハギレ。厚みが3ミリほどあるので包丁で1ミリくらいまでがんばってすく。
クロムなめしの革を扱った後だとヌメは扱いやすいね。
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ネズミーランドに怒られないかしら大丈夫かしら。
1年以上革をいじくっているのに未だにガラス板を買っていない。形から入るタチなので他のものはポンポン買うんだけどガラス板だけはどうしても食指が動かない。所有欲がわかない感じなんだよなぁ。
ちなみに丸いのはダンベルのパーツ。重みがあるのとシリコンの鍋敷きと組み合わせることでさらに不動のすき台へと変貌する。穴が邪魔だけど。
そうこう言ってる間にあばばばば
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すき過ぎ。すこーし研ぎの腕が上がったので調子に乗ってましたはい。
作り直し。
次はなんぼか上手くベタすき出来たので、後で磨けないコバを磨いておく。
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貼り合わせてカット。ディバイダーで縫い線を引き、突き目をしながら縫う。至福のとき。
至福過ぎて写真撮り忘れた。
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先日のトートバッグの教訓は今ひとつ活かせず、裏側の縫い目がガタガタになってしまった。
今回の場合はガイドとしてあらかじめ菱目を打っておくという手も使えないので今の技術では上手く出来そうにない。
逆目打ち買うかな…どんだけ金かかんねん…。
で、コバ磨きが完了。トコノールとヘチマで磨いた。固いヌメはラクチン。
蜜蝋をアイロンで溶かしこんで(上右の写真)完成。
蜜蝋の香りに癒されます。
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これでちょっと小突いたくらいじゃちっとも転がらないね。
そもそも時間のかかるベタすきをやり直したりしたせいでこんなん作るのにも二時間以上かかってしまった。
趣味なんだからいくら時間かかってもいいんだけど作りたいものが山盛りあるのでもう少し早く作りたいところ。
でもなかなか良い出来と蜜蝋の残り香に満足な夜でした。

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