突然の雨に打たれて~

っちゅう歌が昔ありましたね。突然の~更新ですよ~
昔っちゅうほどでもないかと思ったら23年前の歌でした。
前世紀でした。
そもそも正しくは「突然の風に吹かれて~」でした。
と思ったら「突然の熱い夕立ちに夢中で車に走ったね」という歌詞もありました。
その辺りで同じ勘違いしている人が多数いるもよう。
なんの話やねんというわけで本題は、革の鞄を使っていて突然の熱い夕立ちに打たれたらどうするかっちゅう話です。
実際この間スーパーを出て車にたどり着くまでの僅かの間にびしょ濡れになりまして、この↓有様です。
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染みです。わかりやすいようにコントラストを上げます。キチャネエ
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今取り掛かっているカメラケースがヌメ革なこともあり、簡易的ですが雨染みのとり方をご紹介します。
清潔な水とタオルを使い濡れた部分をしとどに濡らします。
軽く濡らす程度という説もありますがしっかり濡らした方がきれいになると思います。
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そのまま乾かすだけ。
このときの注意点は慌てず騒がずゆっくり乾かすこと。
天日干しやドライヤーは禁物。
また、ヌメ革は乾くとそのままの形で固まります。自然な形で置いて乾かすのが良いでしょう。
乾きました。
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コントラストを戻します。
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ほぼ目立たなくなったでげしょ。色が若干濃くなりました。
物理的に洗えない布地などでもこんなやり方でシミ取りしますね。
というより革でも同じなんだなあと思いました。
処置は早ければ早いほど良いです。今回は雨に濡れてから2日ほど経っておるので7~8割ほどの出来ですが濡れてすぐ処置すれば9割方戻せると思います。色は全体的に濃くなるかもしれませんが。
しっかり乾かしたあと保革クリームを塗っておくとベストですぞ。

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