マチに床面から菱目を 打つ。
この茶色の革の床面にはよく意味の分からないデジタル数字が暗号のように記されていた。ちょとカコイイ。
この部分のすきは無し。
胴とマチを貼り合わせる。
この時点で気が付いた(遅い)のが、要所要所を先に貼り付ければどちらかのパーツが余ることはない!ということ。
当たり前っちゃ当たり前なんだけど教えてくれる人がいない以上自分で気付くしかない。
なんとなく革は張り合わせるとどちらかがはみ出る、みたいな先入観があった。
実際に切り出した寸法は合っていてもあれこれ処理してるうちに革は伸び縮みしてあわなくなるのだけど
今回のような柔らかい革は融通がきくし、財布などの小物でもないからそれほど気にする必要はないように思う。
んで、ピッタリ貼れました。
玉ぶちを引き込んだところ。
縫い縫い。
ここではホワイトレーン16/3を使う。
胴と持ち手を縫い合わせた時と同様貼りあわせてからの菱目打ちは避け、ここでは突き目をしながら縫う。
こんな手間を掛けなくてもいいところなのだけど菱錐を使いながら縫うのを練習したかったのでそれも兼ねて。
どんどん縫い縫い。
レーシングポニーで縫いづらいところはこんなん使って縫う。
写真が下手すぎて泣きそう。
縫いまひた。
反対の胴も貼り付け、縫い。
自立するのね。
案の定というか、口のところが伸びてびろんびろんになっている。
事前に伸び止めのテープを貼っておくといいかもしらん。
実はガイドもなしに突き目しながら縫ったので胴側の縫い目はよれよれ。
ここで「先に裏側にも菱目打っておけばガイドになるやん!」と気付く(遅い)。
でもこの気付きは最後に口を縫う所で役に立った。
次回はいよいよ表に返します。内縫いのものは実際ひっくり返してみないとどういうものが出来るかわからないのでどきどきわくわくの瞬間です。ということで⑤に続きます。
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