引き続きビリヤードのキューに革を巻くお話。
前回書いたようにゴリゴリのビリヤードプレイヤーだったわたくしは当然マイキューを持っていたわけですが、あるときキューを置き普通の男の子に戻ったのです。
時は経ち、ビリヤードしたくてムラムラおじさんになった私はマイキューを再び探し始めたのでした。
そこで縁あって入手したキューがこれです。
このブログを読む方は知っているでしょうか。
かつて「ハスラー2」という映画が当たり日本中にビリヤードブームが巻き起こりました。
あたくしはドンピシャの世代ではないのですがビリヤードを嗜むにあたり避けて通れない映画ですので、というか面白い映画ですので例にもれず大好きなのです。
その劇中、実際のプロ選手でもあるキース・マクレディ扮するグレイディ・シーズンズというハスラーが使っているキューがこのキューと同じものなのです。
劇中では主人公が使う「バラブシュカ」という名で登場するキューが世界的にめちゃくちゃ有名なのですがこのキューのことを知っている人は日本はおろかアメリカでもごく一部だと思います。
このあたりのうんちくを語りだすと止まりませんので止めます。詳しく聞きたい方がいたらコメントください。
ともかく多分に懐古主義的かつ天の邪鬼かつ変にミーハーなあてくしにこれ以上のキューはないのです。
マクレディ大好きだし。ルアットとか。曲者が。誰が興味あんねん。
話をグリップに戻します。
ぴ、ぴろぴろしとる……!!
麻糸の一種リネンですが経年劣化によりボロボロです。前所有者は切れたところをボンドで留めて使っていたようです。ちなみに30年以上前のキューですがリネン以外はかなりきれいで、丁寧に使われていたことがよくわかります。
その辺もぐっと来て愛着がわくのですウホホ。
リネンをほどきます。
ひっぱるとくるくるくるくる回ります。
お代官様状態です。
あまりにオヤジ臭いのでこれは書くまいと思いましたがやっぱりお代官様状態です。
丸裸ではないか。
DE?はて?
たぶん30cmの30ですね。
2に続く
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