糸にロウびきするためのロウを作る。というのも今まで使っていた市販のミニロウを紛失してしまったため。
こんな事もあろうかと買っておいた白ロウにここで出番が。
本当はエルメスの職人が使うようなレンガみたいなバカでかいロウが作りたいんだけど、ロウって意外と高い。
なので今回は手のひらサイズでガマン。
教科書はもちろん矢澤大先生の手縫いの真髄。
四角いのが白ロウ、ツブツブが精製した蜜蝋、黄色いのが松脂。
松脂を溶かす。
溶けました。
白ロウと蜜蝋を加える。
溶けました。この辺り強烈な匂いなので家族のいる人は注意。
ここで冷ますのに適当な容器がないことに気付く(遅い)。
で結局プリンの容器に。
なみなみだー。
冬場は急速に冷えてヒビが入るので保温のために紙を巻き、さらに猫が倒さないようにホールドして一晩冷ます。
余談だけど革モノに限らず猫とモノ作りってのは相性が悪い気がする。編み物とか最悪だもんね。なのに意外とクリエイティブな人は猫を飼っている人が多いような。作家とかも多い。いや気のせいかな。
でも縫ってる最中に糸をガジガジするのはやめれ。革で爪研ぐのもやめれ。
ハイ出来上がり~。
美味しそう。猫の毛が付いてる。
使ってみた感じは今までの市販のものより粘りが強く、よく糸に絡む。こすりつける回数が半分くらいで済む感じ。それは大きさもあるか。夏場はちょっとベトつきそうな予感。ケースを作ろうかな。
コメント