我が家ではいたるところで便所紙いわゆるトイレットペーパーを使うのでホルダーを作ることにした。
別にいたるところでオシリを拭くわけではない。
で、いきなり完成。
革はコンビなめし(多分)3ミリ厚、底と天面は二枚貼りあわせ。胴は一枚。
すくい縫い部分は橋印のラミー20/3染色なし、駒合わせ縫いと平縫い部分は染色した橋印のラミー20/3。
筒物は三種類の縫い方が練習できるんですねぇいいですねぇ。
コバはクラフト染料のコードバンという色で染色。コンビなめしの革で上手く艶が出ないので磨いたあとバインダー→コバスーパー無色。
今回初めて飾りネン(捻なのか念なのか)なるものを入れてみた。
ちょっと味気なくなりそうなので蓋の上下にメダリオン(?)も入れてみた。
こんな事もあろうかと買っておいたアルコールランプでねじネンを熱し、ネンを引く。
直線部分はまずまずなんだけど円のところがガタガタ。さらに磨いたコバも削れた。ねじネンもっと使いやすく改造しないと。なんであんなに使いづらいの売ってるんだろ。
駒合わせ縫いとすくい縫いのアップ。
毛羽立ちが気になる…。
駒合わせ縫い二回目にしてはそこそこキレイに縫えたんじゃないでしょうかね。
すくい縫いは角目打ちがないので菱目で間隔だけ印し、菱錐で縫い線と垂直に穴を開けた。理屈上は角目打ちと変わらないような縫い目になるはず。
問題は円と言うか曲線が上手く切れないのと、やっぱり接着。前回の練習ではG17を使ったんだけどちょっと上手くいかなかったので今回はサイビノールを使ったらさらに残念なことに。
円がビシっと断面キレイに切れれば全然違いそう。秘密兵器を発注してあるのでそれが届いたらリベンジだ。
最後にそそり立つトイレットペーパーの図。
使ってみた感想。
蓋が固定できたほうがよさそうなのでどうにか手を考えないと。胴を輪にする前にホックを付けようとも思ったんだけど、まあ後でもいいかと思って付けなかったら後からじゃ付けられないじゃないか!無理すれば付けられるけど、どうすべかな…。
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