知る人ぞ知るマニアックな本、「鞄談義」がいよいよ発売。我が家にも届きました。
鞄好き──というには度を越しているような──方たちが7人集まり、自費出版という形で発行されたものです。
図書コードを取得しなかったということでamazon等では買えませんが、その分バーコードがないので裏表紙もスッキリ。
中身の写真はどこまで載せていいのかわからないので買った人のお楽しみということで。
鞄談義というタイトルから対談形式がメインなのかと思いきやさにあらず。
7人がそれぞれのテーマにそって鞄に対する思いを熱く語っています。
まださらっとしか読んでいませんが読み応え充分、鞄好きならゾクゾクするような話が目白押しです。
個人的にはこれまで古山さんの著書「鞄が欲しい」「カバンの達人」では登場しなかったGOさんの仕事ぶりをじっくり見られるのが大変に嬉しいです。日本が誇る鞄収集家の画伯をして「歴史に残る」と言わしめたこの懐中時計鞄の記事は必見。
なんか回し者みたいなことを書いていますが鞄が好き、革が好き、人が好き、プロフェッショナルな仕事が好き、そんな人なら間違いなくオススメです。
ただ他でも書かれていますが思ったよりも小さい本です。値段の割に、というのは自費出版という形を考えれば酷かもしれませんが、せっかくの良い鞄の写真や古山さんの絵なのでもう少し大きいものを見てみたいものです。この本の売上は次作の制作資金になるということなのでこういった声もすこしずつ反映されていくといいですね。
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