革包丁と突きのみを研ぐ

先日入手したこれらをひたすら研ぎまくってみた。
まずは革包丁。
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刃が短いものは柄が砥石に当たるんだけど、すり減り方が元の持ち主と違うのが面白い。
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刃先も丸くなっていたのを極力直してみた。
どうも研ぎには無頓着な人が使っていたようであんまりいい状態ではなかったからかなり苦労した。
一気にやったので仕上がりにムラがあって、よく切れるのと切れないのがあった。
また時間あるときにじっくり研ごうっと。次はそんなに時間かからないし。
続いて突きのみ。
Beforeも撮ったのだけど研いだらどれがどれやらわからなくなったのでAfterのみ。
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一枚目と二枚目は別の突きのみ。
少し刃付けの角度を変えてみた。
軽く押すだけです~っと切れる。
もちろん突いてもヌメの6mm厚くらいまではサクッと貫通する。
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と、ここでなぜ突きのみは両刃なのか。片刃じゃダメなんだろうか。普通ののみは片刃じゃないか!片刃のほうが便利な場合もあるじゃないか!
ということで今研いだ一本を片刃の突きのみに仕立てることに。
うちにあった安物の金ノコでは文字通り刃が立たず、荒砥でガシガシ研ぐことに。
んで研ぐこと2時間強(アホ)、片刃の突きのみ完成。
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…んが、刃が付かない…。
紙もろくに切れない…。
そりゃ両刃用に造ってあるんだもんね…。軟鉄じゃ刃は付かないんだね…。あたし馬鹿よね…。
まあこれも経験ってことで!もっかい両刃に戻したろやないけえええ!
と、研ぐこと1時間(アホ)。
研げました。1センチ短くなりました。
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はい!ここで注目!
上で最初に研いだのみの画像と研ぎ直した画像を比べてみる。
RIMG1310.jpg RIMG1316.jpg
刃の角度は違うけど…明らかに上手くなってるう!!
災い転じて福となす!怪我の功名!人生万事塞翁が馬!
でも切れるのは左のほうだったりする。解せぬ。
そんな感じで盛り上がったり凹んだり燃えたりした日でした。

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