内縫いのポーチ大を作る①

遅れに遅れていたポーチ大の制作にかかる。
革はポーチ小と同じ
通しマチ(というのか?)、20センチファスナー、ぐるっと玉ぶち仕様。
まずは粗裁ち。
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そして前回の反省を生かしモミモミする。
革を揉むための道具、キリシメンという何語かわからない道具があるらしい。たしかにあったら便利だなぁ。
作る…のもなぁ…。大掛かりな木工になってしまう。自分の性格からして手を出してはいけない三大趣味の一つが木工なのでためらってしまう。(後の二つはスノボとダーツ)
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この革は揉むと全体的に白っぽくなり、割と柔らかくなることを発見。
シボはあまり付かない模様。
存分に揉みしだいたら本裁ち。
これに玉ぶち用と内ポケット用の豚革が加わる。
前作のポーチはふのりで床処理をしたのだけどなんと水没してふのりが溶け出しぬーるぬるになってしまったらしい。
だもんで今回は床処理なし(依頼人に確認済み)。
昔から床やコバにふのりを使ってきたらしいけど濡れることは想定してないのかな。
それともふのりを使うときはなにか他の処理も必要なのかしらん。
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いろんなとこで調べたら合印を入れたほうがいいらしい。なるほど!
というわけで合印として要所要所に切欠きを入れておく。
玉ぶちも作っておく。
これも前回の反省を生かし貼り合わせる前に接着部を荒らしておいた。
小物に使う玉ぶちの適正な幅がよくわからないのだけどここでは10ミリに切り出したものを使った。
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②に続く。

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