コバを切り揃える。
染色・紙ヤスリ・トコノール・蜜蝋などなど使ってコバ磨き。
磨いたのはこの人。
…ではない。
やりたいって言うから紙ヤスリとハギレを渡したら楽しそうに擦ってた。
手つきが様になってる。よく見てるなあ。2歳にして有望である。
「そうですね、革のはぎれがおもちゃ代わりでした」
みたいな。
「革包丁を研ぐ音で目覚めて、コバにヤスリをかける音が子守唄って感じでしたね」
みたいな?
「我が家では鞄や小物は作るものっていう認識でした」
みたいなぁ?
妄想は尽きないので続き。
磨き終わり。
う~ん上手くなったんだけどまだまだなんだよな。
で、完成。
我ながらどうなんでしょうねこのデザイン。
一年くらい前に同じ革で作った財布と比較してみる。
飴色といえば飴色だけど汚れたといえば汚れたかな。
ケツポケットに入れるので消耗が激しいのはしょうがない。
定期入れは基本的にバッグから出し入れするだけだから、また違ったエイジングをするでしょう。
キーホルダーも欲しいと言っていたのでおまけで作ることに。
切り出して各部をすいてハトメ抜きで模様をつけたところ。
こんな芯を挟む。裏側は赤に染色した革。
革を湿らせて癖をつける。
接着して縫ってからコバを切り揃えたところ。
コバを磨いたら出来上がり。
ん~好きやでこのデザイン。
ハリ感も申し分なし。
小さいけどいろんな手間がかかっている。
総括
・コバ磨きはまだまだ検討の余地あり。ただ、いい革のいい部位なら今のやり方で良さそう。
・小物を立て続けに作ったので慣れてきた。
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