駒合わせ縫いの特訓をする②

側面の革が用意できたらコバを磨いて貼り付ける。
またすくい縫い。
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駒合わせ縫う。
目を盗んでいるところ。
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この「目を盗む」のが駒合わせ縫いの面白い所で、手縫いならではの工程…な気がする。
でもうちにある古いカメラケースは直線部分もR部分もミシンで駒合わせ縫いしてあるっぽいんだよなあ。分解してみたいけどもったいなくて出来ない。
なんて考えているうちにレザーウェイト完成。
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やっぱり縫っているうちにコバが乱れてくる。磨き直せばいいんだけどさ。もう少し手際よくなったらましになるのかしらん。
糸の長さにして350cm×2以上。いい練習だった。
コバがはみ出していないところ。
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はみ出しているところ。
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このように部分的にコバがはみ出してしまった。縫っているうちに持ち上がってしまった部分に関しては菱錐を刺す角度の問題なのか、革の厚みの問題なのか要考察。って以前も同じような事書いてるな。ただ、この革はかなり固いので菱錐を浅めに刺しても革がつれてしまうことはないみたい。
一つはっきりしてるのは、上下の革の厚みが一定じゃなかったということ。側面の革は決まった幅で切りだすのでどこかでずれが生じるのは当然だった。
ハギレで作るとこういうことが往々にして起こる。貧乏性の悲しさよ。
ただ、現物合わせできちんと測ってから臨めば改善はできるはず。素材のまずさを手間と工夫でカバーするしかない。
こんな事もあろうかと同じものがあと3本あるので以上のことを踏まえ特訓は続く。拝み合わせ縫いも試さないと。

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