ひっくり返して形を整えたら完成。
よーく見ると間違いが…。
ポケットの後ろが凹んでしまった。
全体的にも少し歪んでいる。
マシに見える角度。
あ、マチの縫い合わせ部分にネンを入れ忘れてる。
もう少し立体感を出したかったストラップ部分。
子供用ポシェット揃い踏み。
左のは古着屋で買ったもので、これが各所で好評だったのが子供用ポシェットを作る気になったきっかけ。
総括
収穫・反省ともに多い作業だった。
まずは大きなミス。
・ストラップを逆向きに付けた。
・胴の前後を間違えた。
・ギボシ用の切れ込みを逆に入れた。
・ストラップが短かった。
全部痛恨のミス。
・ストラップと胴をそれぞれ逆につけてしまったのはひとえに勘違いの賜物(悪い意味で)。何回も確認して反対に付けた。ええアホです。
・ギボシの件はストラップのコバ処理を延々した後での集中力の欠如。
・ストラップが短かったのは前回作ったポシェットとの形状の違いを考慮しなかったため。
と、自己分析している。
今回、円と直線のみのパーツでできると踏んで型紙なしで駆け足で作ったのだけどそれがよくなかったかもしれない。
小さなミスとしては
・ストラップ部分の立体感を出したいあまり糸を強く引き過ぎコバが乱れた。
・全体的にほんのりゆがんでいる。
前者によりコバ処理に割く時間が大幅に増えてしまった。それが切れ込みを逆に入れるというミスの遠因となった。
革に程よく沈み込むステッチはキレイでこの革に対しての力加減は結果としてはよかったので、コバの乱れを回避するには縫ってから裁断、コバ処理という手順にするしかないのかも。
後者についてはすきの精度、接着の精度の問題だと思うのでこれはたくさん作って上手くなるしかない。
収穫としては
・コンビなめしのコバ処理
・今までやっていた手順を事細かにノートに書き出してから作業する、という工程を省略できた(ミスも生んだけど)。
・丸包丁の使い方
などがあった。特にコバ処理はタンニンなめしの場合のヒントになる部分もあったので大収穫。
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